李地区

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【東の大陸:李地区&レグニ島】

 
▼北都(ほくと)
死者の怨念の権化「怨ノ樹(おんのじゅ)」の根の浸食を避けるため、上層に造成され建国した国。旧北都と新北都により構成されている。 李地区文化発祥地と言われており、全大陸の中でも最古の文明となっている。元々は閉鎖的で異文化交流は無く、開国されたのはASC創設期に李氏がこの地にやって来てからだと言われている。現在も独自の文化を貫き、多くの観光客で賑わっている。
 
*旧北都→花ノ区(かのく)、鳥ノ区(ちょうのく)
*新北都→風ノ区(ふうのく)、月ノ区(げつのく)、天ノ区(てんのく)
旧北都が最初に造成され、新北都は新たに造成された地区を指す。

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▼▼花ノ区(かのく)&鳥ノ区(ちょうのく)
北都入国門と天ノ区を繋ぐ中央回廊より西方を「花ノ区」、東方を「鳥ノ区」となっている。花ノ区は北都住人が住む居住区、鳥ノ区は商店街など商売の中心部となっている。後に鳥ノ区中央に「鳥ノ白桜(ちょうのしろざくら)」の管理を行うASC李支部局が増設された。北都の前身とも言える古き良き町並みが広がっている。
 
*石碑
長き渡る抗争や大戦の戦没者を供養するために設置された。当初は花ノ区の祠に建てられたが区画整備や造成により、怨ノ樹を望む北西の空き地に再設置された。
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▼▼風ノ区(ふうのく)
花ノ区住人が作り上げた寺社仏閣の集合地で、人間代表である「楽師(がくし)」の居住地。元々は花ノ区に祀られていた白桜(現在は「風ノ白桜(ふうのしろざくら)」)をより神聖な場所で祀るために、月ノ区造成と同時に造成された。門周辺を恐山より採水した湧水で池を作り、結界と浄化の役目を担っている。
 
*楽師(らくし)
北都の人工で大部分を占める人間と妖怪の仲介役であり、北都の年中行事を取り仕切っている。
北都建国直後の住人は妖怪のみであったが、小さな集落や南都より人間が徐々に移住。新たな抗争に発展しかかったが一人の人間が、対話や祭りの主催を行うことで抗争を回避。住人の間で「娯楽の創造師(ごらくのそうぞうし)」→「楽師(らくし)」と呼ばれるようになったことがはじまり。現在も子孫によって楽師が受け継がれ、北都繁栄に多大な影響を与えている。
 
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▼▼月ノ区(げつのく)
鳥ノ区住人が作り上げた花街。昔は一般人の出入り規制が厳しかったが、現在は町並みを活かした宿場ができるなど観光客に人気の地区。月ノ区特有の年中行事なども現在も行われており、観光客や地元住民が集まるなど北都内で一番活気がある地区でもある。
最奥の楼閣「月楼(つきろう)」はASC李支部局長である奏夜の隠れスポットで、ここで三味線を演奏している際に本部局長のカヴェアにスカウトされたらしい。

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▼▼天ノ区(てんのく)
恐山への道が通ずる唯一の場所であり、北都を治める長の一族と入山を管理する付喪神が住む居住区でもある。一般人の立ち入りは禁止だが、長・区長・楽師の6者会談が年に1度行われている。地区の下層ではならず者達の貧困街が広がっているとか。

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▼▼恐山(おそれざん)
八百万の神々が住むとされる「天上界(てんじょうかい)」との境があるとされている、北部街区で最も神聖な場所。妖怪発祥地とされ、最初に誕生した鬼一族の開祖「花鳥風月」が境を警護している。恐山の麓に極秘裏に作られた「秘境の里」が存在し、認められた十数人の住人により守られている。神々のお膝元ということもあり、固有種も生息している。
→イラスト「ある日の昼下がり」
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→イラスト「花鳥風月」
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→イラスト「はじめのはじめ」:花鳥風月と父親

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▼▼怨ノ樹(おんのじゅ)
北都建国以前、霊山である恐山を巡って妖怪同士による抗争が北都建国まで繰り広げられていた。抗争終盤、突如として現れた漆黒の大樹は根を大地に張り巡らせ、全ての命を吸い上げ、不毛の地を作り上げ始めた。北都建国、北都と南都の大戦「北南大戦」にて後退と浸食を繰り返すも、世界三大樹「白桜(しろざくら)」の浄化力により衰退の一途を辿っていた。しかし、白桜の本体が焼け落ちてから再び浸食を始めている。

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▼南都(なんと)
世界で唯一の民主主義国家であり多種属国家。北都は妖怪主体で作られた国であるが、南都は人間主体で建国された。エレクとの提携により李地区独自の町並みの中に近代的な建物や工場などが建設され、5つの地区により形成されている。
北南大戦後に突如として巨竜が出現し、ASC創成期メンバーを主体とした討伐隊により討伐成功するも壊滅的被害を受けた。山岳地帯の盆地に広がる国であったが、巨竜が暴れたことで一部平地化。エレク産の特殊塗料を巨竜の遺体に塗り、巨竜を利用した大国へと再建を果たした。

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▼▼ドラゴンヘッド空港区
巨竜の頭上に「ドラゴンヘッド空港」が建設され、専用エスカレーターで下ると巨竜の口内に建設されている「ドラゴン展望台」と「ドラゴンヘッド空港駅」に行くことが出来る。
空港はホテルとショッピングモールの複合施設で、主要空港全ての飛行船が航行しているなど利便性が高く、南都の玄関口として多くの人々が賑わっている。展望台は南都を一望できるようになっており、巨竜と町の景色を楽しんだり写真撮影を行う人も多い。鉄道は蒸気機関車が主流で全ての地区を運行している。

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▼▼南都政府区
岩山頂上に建設された「南都政府館」を筆頭に行政関連施設が建ち並ぶ要所でもあり、豪邸が建ち並ぶ高級住宅街でもある。入場規制が最も厳しく、一般人は立ち入り禁止。南都の上層階級の人々が集まる場所であり、南都住人の憧れの場所でもある。

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▼▼南都工業区
南都の産業を支える李地区最大の工業地帯と南都住人の居住区でもある。住宅街の合間に中小規模の寺社仏閣も存在し、宮大工や住人の手により手厚く保護されている。中央広場には神隠し事件の象徴「神隠し時計台」が現在も残っており、労働者の憩いの場となっている。東方にそびえ立つ居城は世界最大のスラム街「ドラゴン楼」が形成され、現在も政府と衝突を繰り返している。

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→イラスト「神隠し時計台」
現在廃止されている「文化財廃止条例」より祠などを保護するために築かれた建築物の一つ。近代建造物の建設現場作業員と宮大工の協力のもと、建造物に寺社仏閣などを建設途中の建物に隠して政府を躱していた。この事件より「神を隠す」→「神隠し」という言葉が誕生した。

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▼▼南都文化区
南都最大の文化財数と温泉街が広がり、ドラゴンヘッド空港区と並んで観光客に人気の区域。天然温泉の宝庫で巨竜の体の穴から巨大な温泉水の滝がある。文化区唯一の時計台には最上階に「幻の祠」が存在し、霊山「南龍山(なんりゅうざん)」への入山を管理する付喪神がいるらしい。

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▼▼極楽道寺区(ごくらくどうじく)
巨竜の尾は冥福を祈る場所として極楽道寺が建立された区域。極楽道寺にてお経を上げて貰い、お骨を粉にした粉骨を極楽道寺の外回廊にて空中散骨するのが一般的な埋葬方法となっている。こうすることで故人が極楽浄土へ旅立つと信じられている。

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