しろざくらが描いた物語(学生時代の作品)

妖狐の約束は月の光と共に 番外編 2 

その2 ↓ 一方由美の方はというと、 「おりゃ――!!」 雪の家では枕投げが行われていた。由美は枕投げに参加したくないため、雪とこっそり部屋の隅に逃げていた。 「枕投げも派手にやるんだね・・・・」 由美はその光景に圧倒されながら言った。雪は由美の膝の上…

妖狐の約束は月の光と共に 番外編

棚田勇人の父と母の出会いを描いた物語。 ↓ 妖狐の約束は月の光と共に 番外編 白桜(しろざくら) それはある冬の出来事だった。その日は珍しく雪が降っていた。そんな中、傘代わりに学生鞄で頭を覆い、足早に家を目指す一人の女の子が居た・・・・・ 「大変!早く…

妖狐の約束は月の光と共に その3-4

その3-4 ↓ *第七章* 頭領 野狐組に捕らわれた、黒奏・伍金・雪菜の三人は、城の地下牢獄に幽閉されていた。 「ごめんなさい。私達がもっと、しっかりしていれば……」 「いや、最善を尽くしてくれたし、なっ!黒奏?」 「そうだよ。雪菜さん、元気出して?」…

妖狐の約束は月の光と共に その3-3

その3-3 ↓ *第四章* 野狐組(やこぐみ)の襲撃 深夜。宿は静まり返り、勇人は鼾(いびき)をかいていた。窓際近くには、白陽が座った状態で眠っていた。すると、突然白陽は目を覚ました。 「これは……殺気か?」 白陽は勇人の側に行き、勇人を無理矢理起こした…

妖狐の約束は月の光と共に その3-2

その3-2 ↓ *第二章* 冬(とう)の国、『六(ろっ)華(か)晶(しょう)』 広大な海に、巨大な帆船『蛟来号(きょうらいごう)』が、目的地に向かっていた。空は厚い雲に覆われ、吹雪いていた。 そんな中、蛟来号の一室に、一人の少年が居た。その少年の名は、棚田勇…

妖狐の約束は月の光と共に その3

高校生の時に描いた長編小説。 主人公の棚田勇人(たなだゆうと)は平和に暮らす人間界から 妖怪たちの世界も巻き込む異世界ファンタジーです。 *当時のペンネーム「白桜」のままで描いています A5版全29ページ(これが最後になります)↓ 妖狐(ようこ)の約…

妖狐の約束は月の光と共に その2-5

その2-5 ↓ *第九章* 昇龍島(しょうりゅうとう)と昇龍式(しょうりゅうしき) 次の日、俊・白陽・黒奏の三人の傷が回復し、俊一行は蛟来号に乗っていた。蛟来号は次の目的地、昇龍島へ順調に進んでいた。甲板にいる蓮蘭は言った。 「こりゃぁ驚いた。あのケガ…

妖狐の約束は月の光と共に その2-4

その2-4 ↓ *第八章* 龍願島(りゅうがんとう)と幸祈式(こうきしき) 洗礼式が終わり二日が経った。勇人一行は次なる目的地に向かっていた。二番目の祭り、幸祈式(こうきしき)だ。勇人は幸祈式が行われる山を見てはっ!と何かを思い付いた。 「よし!あの山は…

妖狐の約束は月の光と共に その2-3

その2-3 ↓ *第七章* 龍(りゅう)神島(じんとう)と洗礼式(せんれいしき) 蛟一族の船、蛟来号はある島に向かっていた。 「おまえら!モタモタしてんじゃねぇぞ!」 「へい!船長!」 そんな様子を少し離れた所から、俊一行は眺めていた。 「蓮蘭さんカッコイ…

妖狐の約束は月の光と共に その2-2

その2-2 ↓ *第四章* いざ、夏の国へ ドーン!!バリバリバリ・・・・ 空一面が灰色の雲に覆われていた。雷は近くに落ちたが、辺り一面を包んでいる霧で所為で、雷の光はぼやけて見えた。 そんな中、二隻の船が霧の中を進んでいた。船には勇人・伍金・火蔭…

妖狐の約束は月の光と共に その2

高校生の時に描いた長編小説。 主人公の棚田勇人(たなだゆうと)は平和に暮らす人間界から 妖怪たちの世界も巻き込む異世界ファンタジーです。 *当時のペンネーム「白桜」のままで描いています A5版全46ページ↓ 妖狐(ようこ)の約束は月の光と共に 第二夜 …

妖狐の約束は月の光と共に その1-2

高校生の時に描いた長編小説。 主人公の棚田勇人(たなだゆうと)は平和に暮らす人間界から 妖怪たちの世界も巻き込む異世界ファンタジーです。 *当時のペンネーム「白桜」のままで描いています A5版全19ページ ↓ 「僕の名前は黒奏(こくそう)で三男です。よ…

妖狐の約束は月の光と共に その1

高校生の時に描いた長編小説。 主人公の棚田勇人(たなだゆうと)は平和に暮らす人間界から 妖怪たちの世界も巻き込む異世界ファンタジーです。 *当時のペンネーム「白桜」のままで描いています A5版全19ページ↓ 妖狐(ようこ)の約束は月の光と共に 白桜(し…

白桜学院高等学校シリーズ その2-6

白桜学院高等学校シリーズ2作目。 A5版全60ページ(シリーズ作最長作品)その6 ↓ シャー!! 『何と亮斗チームの渡っていた道が、崩れていきます!!』 『間に合え~~~!!』 ガッ、シャーン!!・・・・・ 「・・・・どうなったんだ?」 「・・・・亮斗!…

白桜学院高等学校シリーズ その2-5

白桜学院高等学校シリーズ2作目。 A5版全60ページ(シリーズ作最長作品)その5 ↓ 「本当だぜ!」 鈴木を含むサッカーメンバーは、ヒナ鳥を出す作業に加わり、 昊がカラス達を外へ、案内する事になった。亮斗は後に出よう とした、カラスを呼んだ。 「お~い…

白桜学院高等学校シリーズ その2-4

白桜学院高等学校シリーズ2作目。 A5版全60ページ(シリーズ作最長作品)その4 ↓ ― 「・・・うん?」 亮斗は目を覚ました。 「大丈夫?」 「はい。大丈夫です」 亮斗は起き上がり、巣から出た。 「空さん?」 「何?」 「ちょっと、協力してくれませんか?」…

白桜学院高等学校シリーズ その2-3

白桜学院高等学校シリーズ2作目。 A5版全60ページ(シリーズ作最長作品)その3。 ↓ 「亮斗、体調はどうだ?」 「まーだいだいは、良くなりました」 「ごめんなー。オレ達も、付いて行かなくて・・・」 「そんな事ないですよ!今こうして、来てくれたじゃない…

白桜学院高等学校シリーズ その2-2

白桜学院高等学校シリーズ2作目。 A5版全60ページ(シリーズ作最長作品)その2 ↓ * 直ぐに、隼の仲間達と仲良くなった亮斗は、会話に夢中になっていた。仲間の一人が言った。 「にしても遅いなぁ~ちび達」 彼らが出てから、結構時間が経っていた。 「あい…

白桜学院高等学校シリーズ その2

白桜学院高等学校を舞台に巻き起こる珍騒動物語。 学園に通う生徒視点で物語を書いています。 *当時のペンネームをそのまま使っています。 白桜学院高等学校シリーズ2作目。 A5版全60ページ(シリーズ作最長作品)。 ↓ Let’s Go To Pitfall !! 白桜(しろざ…

白桜学院高等学校シリーズ その1-2

白桜学院高等学校を舞台に巻き起こる珍騒動物語。 学園に通う生徒視点で物語を書いています。 *当時のペンネームをそのまま使っています。 椏彈の処女作。A5版全12ページの作品の続き ↓ * 何とか遅刻を免れた私は机でぐったりしていた。 「間に合った~~…

白桜学院高等学校シリーズ その1

白桜学院高等学校を舞台に巻き起こる珍騒動物語。 学園に通う生徒視点で物語を書いています。 *当時のペンネームをそのまま使っています。 椏彈の処女作。A5版全12ページの作品 ↓ 神様と妖精のプレゼント 白桜(しろざくら) 私の目の前には真っ白な原稿が、…